技能解説その2「格闘技能編」
どうも、ネモです。
今回は格闘技能の紹介をしていこうと思います。
武道、マーシャルアーツについては本によって内容が変わるため、別の記事で書くと思ってください。
前回↓
目次
①キック
マンチ御用達。
探索者の鍛え抜かれた肉体から放たれる蹴撃は銃火器を超える事がしばしば。
素の数値でバールやバットと同レベルの威力を有し最大の「ダメージ・ボーナス」を持つ筋肉むきむきのマッチョマンが放てば拳銃並。武術を学んだものが頭を狙えば至近距離の散弾銃を超える事から、限界まで極めたキックを「ショットガンキック」を呼ぶ。
何よりも恐ろしいのが、これは一切の武器が要らない事だ。肉体だけあればいつでも撃てる。
「一般人の平均的な耐久力(HP)が11。ショットガンキックの期待値は14だ」
②組みつき
ロル勢なプレイヤーが使いがちな格闘技能。
キックと同じ威力に加え、相手を拘束するなど一見万能に見える。
が、攻撃に繋げるには「相手を拘束」→「投げ」と2ターンかかってしまう。
その間にも敵は抵抗してくるため、攻撃目的としてはキックに大きく劣るのがネック。
だとしても現代日本ではキックだと傷害沙汰となり、逮捕ENDがありうるため、組みつきが便利な場面は多いだろう。
「APP18の組みつき」
③こぶし
こぶし単体として殴るために使われることはほぼない技能。
基本的には小さいナイフやスタンガンを使うために取られがち。まぁ威力しょっぱいししょうがないね
人間の敵NPCを作る時、探索者を殺してしまわないように戦闘技能を付けたい時は大体これ入れる。
「君がッ、泣いても、殴るのをやめないッ!」
④頭突き
化学、乗馬、物理学と同じくらい使う機会が無さそうな技能。
こぶしよりは(なぜか)強いものの、キックよりは弱い。
それなのにキックよりも低い初期値であり、どうしても頭突きをしたいという(奇特な)プレイヤーしか使わないだろう。
利点としては、縄で縛られていたり手錠を嵌められているなど特殊な状況下でも放ちやすい事くらいか。
「敵を昏倒させる程の頭突きをしたら自分にもダメージ来るのでは?」